すでに我慢の子
2024年5月18日
こんにちは、「ああ良い眼鏡専門店」https://yoimegane.jp/ のスタッフMです
眼の有り様が違うことでの苦労
それは本人しかわからない
例えばあるタイプの目で
病気がない状態でも
目を使い過ぎなくても
目を開けて世を見るだけなのに
開けたときからすでに眼は
ある数字分の負担を背負っているなんてことがある
それが遠視の眼
その眼が+1.0とかの遠視とすると
本来ならその度数を入れたレンズで矯正する
(その他の要素はこの際抜きにして)
けれどメガネを掛けずとも
近くも遠くも見える!
と本人が裸眼で過ごすならば
眼はその+1.0を
余分に調節する羽目になる
見るのが遠くでもすでに+1.0分を使って見ている
近くであれば条件によっては
その倍前後も眼は調節機能をフル回転させて
眼の持ち主にに見せてあげようと頑張る
それも眼の持ち主には知らせず
身体が自動的にやってくれる
だが
それは眼の持ち主の疲労となる
遠くより近くを見るほどに
眼の疲労する度合いは大きくなる
+1.0より矯正度数が上がれば
より負担は大きくなるし
両眼のバランスが崩れていれば
どちらかに負担が大きくなり
結果疲れも増し増しとなっていくし
他の病状も引き起こす
強度の遠視の場合は
矯正したメガネを常時掛けるが
まだ軽度であれば
自分の調節力で見ようとすれば見えるため
裸眼を望む向きも多い
しかしながら
遠視の眼というのは
何も我慢するような状態にないのにも関わらず
目を開けてものを見ようとしたときから
調節をし続けるという仕事が課せられ
ある意味
我慢の子状態の眼であると言えるのかもしれない
その負担を少しでも減らしてやるのが
遠視のメガネを掛けることと言える
意外に思いつかないけれど
メガネは近視だけが掛けるのではない
スタッフM