良く見えると答えた時代
2024年4月12日
こんにちは、「ああ良い眼鏡専門店」 https://yoimegane.jp/ のスタッフMです
わたくしは軽度の遠視
そこに混合の乱視もある眼
もし当店でメガネを作っていなければ
今どんなメガネを掛けているかしら?
素朴な疑問と想像
私の眼は
短時間の検査では
出て来る文字や記号が良く見えて
どんどん答えるという時代がありました
すると「よく見えてますね」
…で
結果私の眼にとっては
低矯正のメガネとなるか
「遠くは良く見えているので
手元用のメガネだけでもいいかもしれません」
で 終わっていたかもしれないと
今なら想像できます
ですが手元が見づらいだけと思っていた時はそんなこと考えたこともありませんでした
当時検査した当店店主は
遠くも度数の入ったメガネをすぐ掛けた方がいいよ
と助言しました
それは
すでに眼が暴走してるから…と
眼が暴走って?なに?
眼が暴走してる…
元々遠視はどこを見ても調節力を使う眼
でも必要以上に調節が無理して働き過ぎて
調節加減がわからなくなっている状態のことです
だから
眼の負担を減らそうと
助けのレンズを見せてあげても受け付けられない;;;
本来は「あぁ~少しは休める~♪」って眼は喜ぶんですよ
そういわれても本人はピンとこないものです
無理もありません
自分の意志とは無関係に動く世界
だけど本来ならメガネの助けのいる眼を放っていたツケでもあるのでした
ですがそうとは知らず
『見えている事実』しか信じないというか
その目を助けるメガネが必要とは全然思わないのでした
でもその調節の暴走を止めてあげないと
眼は疲労困憊し
体の他の部分にも悪影響を及ぼしたり
仮にメガネを作っても慣れるまでの期間も長引き
更には合ったメガネを掛けたくても掛けられない状態になる…
と聞いて自分にとってとても困る事態になることが想像できました
わたしのような遠視に
店主はまず暴走を落ち着かせ
この眼に本当に必要なことは?度数は?と
時間を掛けて導き出した度数を入れたメガネを作りました
両眼バランスの取れた遠近両用メガネでした
それでも掛けてしばらくは
わたくしの眼はブーブー文句を言っていました
それまで助けの必要であった遠視に無理をさせ続けていたので仕方ありません
やれ 外したってよく見える
とか
やれ なんか見づらいときがある
とか
それでも
言われた通り毎日 朝起きて夜寝るまでずっと掛け続け
あるときから快適に◇
すっきり見えるへ へんしーん◇
幸いにもまだ適応力が残っていて
脳が新しい情報に書き換えてくれたものとみられます
軽度の遠視の眼は
良く見えます!っていう時代が確かにあります
ただ人の未来には加齢なるものが横たわっていて
それを避けては通れないようです
(プラス他諸々…)
ある時から変化していくのですが
うまく次へシフトできると
その後も生活の質を落とさずに日々を過ごせます
自分がどんな眼なのか?
それにはどんなときどんな手助けをしてあげればいいか?
それらを知ることは
自分の眼だけでなく身体にも周りにも重要!
だと身をもって感じる…わたくしであります
スタッフM