両眼視って何?
2016年7月30日
こんにちは、「ああ良い眼鏡専門店」 http://yoimegane.jp/ のスタッフMです。
両眼視とは簡単に言うと両目が別々に見たものを処理して一つの物として見えることとでも申しましょうか。
物体の形を正確に知ったりまたその物体がどのくらいの距離にあるのか知る機能です。
実は生き物が生きていくときに重要な働きをしていたんです。
人でも動物でも目が二つあります。
でも両目の位置などが人と動物では違ったりしますね。
その目の位置こそが両眼視に深くかかわっています。
人間みたいに顔の正面に目が位置するものの特徴は生物を捕らえて食べる動物だそうです。
例えばライオンとか。
動く生き物を捕らえるにはその生き物がどれくらい遠くか近くかわからないと困ります。
両目で見ることで正確な遠近感を判断することができるんです。
そういう生き物にとって両眼視ができないことは死につながることでしょう。
狩を失敗ばかりでは食べ物にありつけないからです。
その両眼視をあまり必要としない生き物はどんな生き物でしょう。
さっきと逆で捕らえられる側なんです。
例えばウサギとか。
こちらは外敵の接近を早く知ることが必要なので自分のまわりをぐる~りと見たい。
それで眼の位置も真横辺りについています。
人の両眼視での視野はそういう動物の中で最も広いそうです。
その広い視野が片方だけになると困ったことも出てきます。
遠近感がわからずボール遊びが苦手になったり物にぶつかりやすくなったりします。
もし自分は両眼で見ているつもりなのにそういうことが頻繁にあれば片方の視力低下も考えられます。
それらは検査によってわかりますのでメガネをお作りになるときの参考になさってください。
スタッフM