「動物の見ている世界」って言う本8
2017年7月5日
こんにちは、「ああ良い眼鏡専門店」 http://yoimegane.jp/ のスタッフMです。
この本のご紹介もいよいよ終わりに近づいてまいりました。
本日はしんがりをつとめる昆虫。
代表してミツバチさんです。
これまでご紹介してきた目とまったく違った世界へお連れしましょう。
大きな特徴は複眼を持つこと。
細かく分割された多数の面で覆われ
一つ一つは個眼といい数が多いほど見える像は正確。
ちょうどPCやスマホ画面等の画素数が多いほど…って言うのに似ていますね。
この複眼が二つ
頭の上に三つの単眼で合計5つの目。
5つの目で見る世界は?
多くの科学者が100年も前から研究しているけど…
まだ全容は解明されていないのですって。
ミツバチさんの見え方
よーく見るとモザイクですよ。
赤は感じませんが紫外線を感じる細胞あり。
ちなみに花 ここではキジムシロはこんな風に見えています。
左が人間 右がミツバチさんの見え方
この人間には見えない模様が花たちの子孫繁栄へつながる目印です。
視力は人間よりかなり落ちます。
ただ単純な形○や×や星形や縦長の形は見分け易いようです。
星形はお花に似た形ですね。
視野はなんと360度!
自分の周囲のどこで起こっていることもわかっちゃうんでしょう。
こりゃ近づくのも容易ではないですな。
この本にはミツバチさんの他に
ハエ、蝶が載っています。
さあ次回はまとめをしてほんとの最後。
それが終わったらこの本はお店へ!
スタッフM