こんにちは、「ああ良い眼鏡専門店」 https://yoimegane.jp/ のスタッフMです
「あっ、おかあさんだ!♪」
「お腹減ったー、ご飯だご飯だ~♪」
エサをくわえた親鳥が巣に戻って来ると
ヒナたちは一斉に口を開けて騒ぎます
この光景ってほのぼの~◇
…って思っていたんですが
ホントはね
ヒナたちが騒いでいたのは
親鳥の黄色のくちばしの先の赤い色に反応していたんです~
もしその赤い点を黄色く塗って見えなくすると?
エサを見向きもしないーーーっ;;;
逆に鮮やかな黄色い鉛筆に赤い点を付けた奴には
大口開けてピイピイ♪♪
黄色に赤い点々
これに刺激を受けるセグロカモメでした
赤=エサ=生きる
赤色を見る
それが脳へ電気信号の形で送られ
その刺激で行動を起こす
ではエサを持って来た親鳥は
何か刺激となるものがあるのでしょうか?
これは別の親鳥のお話ですが
実は一番大きな一番赤い口の中へエサを押し込むんです
じゃあ例えば違う種類の鳥のヒナがこっそり紛れ込んでいたら?
その子が本来のヒナたちより大口で赤い喉の色なら?
まんまとエサを頂いて先に成長しちゃう!
ってなことになるんですって
実際カッコーと言う鳥はそれをやるんですなぁ
よそのお宅へ我が子をヨロシク!って
親鳥は自分の子なのか他人の子なのか
そんなことかんけーなく
大きな赤い色の口の中に刺激される
そこには考える知性はなく
色に反応して行動するように作られた仕組みのみ
う~ん、これまたなんと皮肉なこと
鳥の行動にある色が深く関わっている
これは初めて知りました
一つ言えるのは
自然界で生き残った者達は
こんな過酷な運命を乗り越えて種を残している強者っていうことですね
参考資料:「動物の見ている世界」「マンガ脳科学入門」
スタッフM