幼児もスマホを使うということ
2016年4月4日
こんにちは、「ああ良い眼鏡専門店」 http://yoimegane.jp/ のスタッフMです。
スマホが便利なのはよーくわかっています。
でも、便利と引き換えに犠牲になることも知っておかねばなりません。
「眼」の観点からは
このデジタル機器は眼に近いところで使うということ。
そして意外と長い時間使用する可能性が高いということ。
それが何を意味するかというと
眼に近い=眼の調節力を最も使う距離なので眼へ負担がかかる
眼に近い=機器が発する光(下の*青色光参照)を眼が受けやすい
このことを考えると大人でも注意が必要と思うのですが
青少年はもとよりさらに若い方のスマホ使用がとても気にかかります。
若ければ若いほど体は柔軟性があります。
幼ければ幼いほど体はまだ出来上がっていません。
ゆえに年が若いほどその疲労を周りが気づきにくいし良くない影響が強いのが難点なのです。
これまでの歴史の中で人間がこんな目の近くに電子機器を見続けるという例がありませんでした。
ましてや幼児さんたちまでが使う時代へ突入していることが心配なのです。
老若男女猫も杓子もスマホを見続けることが将来のその人々の眼へのどんな結果になるかを誰も知りません。
大人なら近くばかり見続けると一応眼に良くないという意識があるでしょう。
でも、集中力のある疲れを知らない若い人やましてや幼い人はそんなことおかまいなしです。
大人なら「ブルーライトカット」のメガネを掛けることで危険な青色光を少しでも減らすことができます。
でも幼児さんはどうでしょうか。
今や経済発展ばかりを謳って商品は作られます。
売る人は誰も一人一人の健康を気にはしないのです。
皆さんの体は自分で守っていくよりほかありません。
生活習慣病というものは確かに存在します。
日々の眼の使い方が皆さんの将来の眼を作ると言っても過言ではないのです。
このブログがスマホの使用について考える機会になれば幸いです。
*青色光:波長が380~500nm ブルーライトとも呼ばれる。可視光線の中でも最も波長が短く強いエネルギーを持ち、角膜・水晶を通過して網膜まで到達する。PC・スマートフォンなどのLEDディスプレーやLED照明に多く含まれる。まぶしくないので危険を感じにくい。近年眼への様々な影響(青色光網膜障害、皮膚への生理的ダメージ、自律神経等の夜間の生理作用)が懸念されている。
スタッフM