慣れと勘で運転しているという事実
2017年9月20日
こんにちは、「ああ良い眼鏡専門店」 http://yoimegane.jp/ のスタッフMです。
当店での検査で
遠方視力が低下したまま
日頃運転していたことがわかることは多々あります。
それでもあまり疑問を感じずに運転出来ていたのは
慣れと勘と運によるものです。
今の自分に必要な情報の入ったレンズを掛けて初めて
その違いに気が付くというわけです。
運転は自分がじっとしていても
車が動くことで
眼に入るものがただでさえ動きます。
スピードアップや交通量増加や歩行者自転車等等で
周りは動くものだらけ。
だから動くものを見る力がもっとアップしたらいいと思う人もいるかもしれません。
ですが
動くものを見る力=動体視力は
通常その人が持っている視力(静止視力)より落ちるのです。
もしその静止視力が正しくなかったら
さらに動体視力は低下することになります。
先ず静止視力が正しく良くなくては動体視力も良くなりません。
静止視力が正しく上がると
視野も広がりますし
結果動体視力も上がるのです。
脳が起こす慣れは
本来人間が苦しまないようにする体のしくみですが
時として危険を呼ぶこともあります。
慣れと勘と運で運転はもうストップで。
スタッフM