働きすぎの調節力
2015年12月14日
こんにちは、「ああ良い眼鏡専門店」http://yoimegane.jp/ のスタッフMです。
眼の調節力は必要なものであります。
遠くから近くへと視線を移しても物がはっきり見えるというのもこの調節力のおかげです。
通常は近くを見る時に強く働き距離が離れればそれだけその機能は休ませることができます。
ですが、どこを見るにも調節をしてしまう眼があります。
絶えず眼が働いているために疲れやすい眼と言われます。
それは遠視の眼であります。
遠視でもメガネを必要としない度数の眼は実は裸眼で見る時にパワー全開です。
メガネなしで遠くも近くも見える方の中には知らず知らずのうちに無理をしている場合があります。
実際はメガネが必要にもかかわらず裸眼で物を見よう、見ようとするということです。
これが続くと一体どうなるか。
調節力を休める時がないのです。
だから眼の疲れが半端ない、ということにつながります。
疲れだけでなく他にも様々な不調の原因になります。
そして調節力を休ませてあげたくても今度は体がそれをなかなかさせてくれなくなることさえあります。
そうなるとやっとメガネを決断してメガネを掛けたにもかかわらずその調節力がそのまま働いて邪魔する場合もあります。
調節力の働きすぎです。
これは自分の意志ではどうすることもできないのです。
そういう時はメガネに慣れるのに時間がかかることさえあります。
結果メガネを掛けることがおっくうになってまた裸眼に戻ってしまう…それは避けたい。
それを防ぐとすれば
メガネを必要としないで来た人でも眼の疲れや見えづらさを押して無理をしないこと、です。
無理をする時間や期間は短い方がいいのです。
そして遠視用のメガネを掛けると疲れも軽減する場合が多いということをぜひ知っておいて頂きたいのです。
スタッフM