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ああ良い眼鏡専門店のブログです。

こんにちは、「ああ良い眼鏡専門店」 http://yoimegane.jp/ のスタッフMです。

遠視の眼は自分の調節で網膜に焦点を当てる…と書きましたが

その「調節」というのは

カメラで言うピント合わせの事です。

 

カメラで近くのものを撮る時ピントを合わせますね。

眼も普通なら近くを見る時調節をするのです。

 

しかし軽い遠視の場合

近くを見るのも少し離れた距離を見るのも絶えず自動でピント合わせをしています。

それは本人に自覚がありません。

体が勝手にやっています。

 

その時眼の中では

水晶体が膨らんだり縮んだりして

屈折力を変えてくれています。

 

そして周りの神経や筋肉がいつも一緒に働いています。

 

遠視に使うレンズは凸レンズですが

遠視の中で

この凸レンズを用いなければ良い視力を得られないタイプを除いた

いわゆる自分の調節力で良い視力を得ているタイプは

裸眼を続けていると

このピント合わせの作業量が多くて大変疲れるのです。

 

ですが本人は知らないし特別なことをしているつもりもありません。

疲れがその原因であっても

若ければ一晩で解消されます。

 

長い年月良い見え方できた軽い遠視の人にとって

40才前後から徐々に近くの見え方の違和感が出て来ても

真剣になれないのは無理もないことなのです。

 

おまけに近くの見えづらさが

老眼という別の物と混同されるのも悲劇と言えましょう。

 

なぜか自分が老眼になることを嫌います。

例え外見はしっかり老齢を表していても

眼だけは元気だ!と…

 

30代後半から40代の半ば前に

近くの見えづらさがあれば

老眼ではなくて

遠視の眼であるというのが現在の定説です。

 

それをほおっておくことは

将来の自分の見え方にも良い影響は与えないのです。

 

もちろん45才を過ぎての近くの見えづらさもお早目の解消を。

 

スタッフM

 


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