こんにちは、「ああ良い眼鏡専門店」 http://yoimegane.jp/ のスタッフMです。
よく遠視は疲れやすい眼と言われます。
今日はその理由を簡単に図を使ってご説明を。
まず眼のタイプを大きく分けると
正視・近視・遠視とあります。
ちょっと下手な絵ですが下図をご覧ください。
図1
丸いのはそれぞれ眼を表し
丸の左端が眼の前面(角膜側)
右端(内側)が網膜と思ってください。
縦の線はそれぞれの網膜が同じ線上にあるの意味です。
この網膜に焦点が当たって初めて物がすっきり見える
ということを簡単に絵にしています。
本日の話題の遠視は図1の一番下です。
見てお分かりのように焦点が網膜を越えています。
これを遠視の眼は…
図2
ぐぐぐっ、と自力で網膜まで持ってくるという芸当ができるのです。
それが本人には自覚なく勝手に行われています。
しかし舞台裏では結構な仕事をするものたちがいるわけです。
でも本人は自分が常時しんどい作業をしているなんて知らない;;;
寝ている時以外
眼を開けて見ているだけでこの作業をいつもしている
それが遠視の眼なんです。
そしてこれが遠視が疲れる原因なのです。
図2のBからAまでの距離が長いほど仕事の強さも大きくなります。
そしてこの仕事は若いほど疲れを知らず
年と共に疲れを感じてきます。
この仕事のことを一般に調節と言います。
遠視の眼は他の眼に比べ
調節力が強いのが特徴です。
その為に裸眼で遠くから近くまで見えるタイプの遠視の眼は
眼鏡なんて考えられない!
でもこれがその後の困った眼を生み出すことにもつながるのです。
遠視の眼はその強すぎる調節力を少しでも休ませることが必要な眼です。
それが遠視眼鏡の役目なのです。
スタッフM