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ああ良い眼鏡専門店のブログです。

こんにちは、「ああ良い眼鏡専門店」 http://yoimegane.jp/ のスタッフMです。

「メガネを掛けずにいる大人ってそのままで大丈夫なんですかね」

と不思議そうに八つぁん。

「確かにある程度年齢行ってもメガネを掛けない人はいるね」

「そのままずーっとメガネなしで行けたら最高ですね」

「理想だが実際はメガネの助けを借りる方がいいんだな」

「やっぱりそうですか」

「掛けずにいる人は大抵近視も遠視も度のゆるい人が多い。例えば近視の人だと老眼になっても近くは見えるし遠くはある距離までは見える」

「裸眼で近くが見えるのがうらやましいっていつも思いますよ」

「だがいつまでも裸眼で近くを見ていると眼を寄せる機能が低下するからね」

「眼を寄せる機能が低下っていうと眼が寄らない?」

「そうだ寄りにくくなる。眼の動きがあまりないからぼぉーっとした顔になるのと外斜視になる可能性も出て来る。
それと近視の人でメガネを掛けていても本来よりゆるい度数でずっといて近くはメガネを外してみるような人も同じだからね」

「眼を寄せる動きは大切なんですね」

「寄せる動き開く動き共に大事だ。それに加え遠くもはっきり見えない状態だと本当は困るんだが本人は慣れてそれが当たり前の世界になってるから余計質が悪い」

「それから軽い遠視だと調節力の暴走に気を付けるんでしたね」

「よく覚えていたね」

「近視でも遠視でも度のゆるい人は本当は要注意ってことなんですね」

「皮肉なことにある程度見えない度数の方が早くその眼について対処できる。ゆるい人は本当に見え方に困るって時が遅いのが難点だね」

「気が付いたときまだ矯正できればいいですね」

「ああ、そう願うよ」

 

スタッフM

 

 

スマホ老眼と老眼

2016年11月6日

こんにちは、「ああ良い眼鏡専門店」 http://yoimegane.jp/ のスタッフMです。

「スマホ老眼ってのは俺の老眼とはまた違うんで?」
いきなりですがお久しぶりの八つぁん。

「ああ違うよ。お前さんのはほんとの老眼。目の老化現象ってやつさ」

「で、スマホ老眼ってのは?」

「あれは近くばかり見続けたために老眼に似たような症状が出ることを言うんだよ。」

「老眼に似たような症状…手元が見づらいとかですね」

「スマホってのは結構目を近づけてみるだろ。それが長時間となると近くを見るために使う調節の機能が疲れ果てて言う事を聞かなくなるんだ。
結果近くのものにピントが合わなくなったり視界がぼやけたり。眼精疲労からくる身体的な不調だって起こってくるからね」

「年行ってそうなるならまあ仕方ないっても思えるけど若い人だとええーっと驚きますね」

「最近はそういう人が多いそうだ。こどもだって近くを見続けていると調節機能が低下するから要注意なんだ」

「スマホが出来てほんと便利なんですけどね」

「確かに便利だが人類は初めての経験を今してるってこと忘れちゃならない」

「大昔はスマホはなかったから使い続けて数十年後や百年後の目の状態を誰も知らないんですよね」

「本当はスマホを使わない時間を増やせると一番だが。
せめて目に負担の少ないスマホの使い方を工夫すること、間に休憩を入れること、なるべく遠くを見て目を休ませるなどが大事だね」

 

スタッフM

 

 

こんにちは、「ああ良い眼鏡専門店」  http://yoimegane.jp/ のスタッフMです。

「遠視のメガネの大切な役目ってなんですかね」と八つぁん。
「こないだは近視だったが今度は遠視だね」

「近視はメガネを掛けることによって自分の眼の力を使って物を見るってことでしたね」
「遠視はずばり眼の疲れを軽減させるのが大きな役目と言えるだろうね」

「遠視ってそんなに疲れるんですか」
「人が思ってるよりはるかに調節力を使っているのが遠視なんだよ」

「調節力って誰も自分でわかってやってるわけじゃないんですよね」
「遠く以外特に近くを見る時は眼を寄せるのと同時に体が自動的に調節力を働かせるんだよ」

「その働きが遠視は強いんですね」
「遠視の中でも裸眼で遠くも近くも見えるようなタイプの人は半端ないくらい働いてるだろうね」

「でも遠視のメガネを掛けている人は少ないような気がするなあ」
「メガネを掛けないと遠くも近くも見えない遠視でなければ自分が遠視ということさえ気が付かない人も多いんだ」

「世の中は近視の人ばかりって気がするくらいですよ」
「そうだね。その陰にメガネを掛けていない遠視の人が本当は結構たくさんいると思うね」

「じゃあそのために疲れて困っている人もきっと多いってことですよね」
「そうだと思うが目からくる疲れと思っていない人もこれまた多いのが難点だね」

 

スタッフM

 

こんにちは、「ああ良い眼鏡専門店」  http://yoimegane.jp/ のスタッフMです。

「近視はなぜメガネを掛けるか知ってるかい?」
「そりゃあ離れた所の見えない物を見る為でしょ?」と八つぁんは答えました。

「当たり。
それとあとひとつ大切な理由があるんだよ」

「もう一つあるんですか」
「大切だけど知ってる人が少ない事」

「その大切なこと教えてください」
「それは近くを見る時にしっかり目の働きをさせる為なんだよ」

「でも近視はメガネなくても近くは見えるからほんとはいらない気もしますね」
「それが勘違いの元なんだな。
本来目は近くを見る時眼を寄せ同時に調節力も使って見るんだが…」

「近視はどうなんですか?」
「実は近視という目はそうしなくても見えてしまう目なんだ」

「ということは…?」
「もし近視なのにメガネを掛けずにいたり近くを見る時外して見ることが長く続くとあまり良くない」

「どう良くないんですか?」
「眼を寄せる機能と調節力のバランスを崩したり調節そのものの力を必要以上休ませる結果として低下の心配があるんだよ」

「バランスが崩れたらどうなるんで?」
「場合によっては外斜位や調節衰弱をまねくこともあるんだ」

「脅かさないでくださいよ」
「それも知っておくのが大切なんだ。
メガネを掛けることで自分の力を使って物を見るということをする、
それも近視でのメガネの大切な役目のひとつなんだよ。
そしてそのメガネが両眼バランスの取れたものであるというのが重要な条件なんだ」

 

スタッフM

こんにちは、「ああ良い眼鏡専門店」  http://yoimegane.jp/ のスタッフMです。

八つぁんはやってきました。

「ではこないだの続きを始めようかな」
「はい、近視は見ようとすればするほど見えにくくなるけどそうじゃない眼があるって」

「それは裸眼でよく見える…なんて人に多い軽度の遠視の眼なんだ」
「遠視って本当は遠くも近くも見えにくい目だけど自分の調節力が働くから見えてるんですよね」

「そうなんだ。
調節力で見てるってことは自分の持ってる力以上の仕事をその眼は絶えずしてるということなんだよ」
「一年生でそんなんだったら疲れるからすぐわかりますね」

「ところが困ったことに 疲れ=眼が原因 と気付かれにくいんだ」
「それはかわいそうだ」

「もしこどもが学校から視力検査の結果を貰ってきて1.2や1.5なら注意が必要だ」
「そんなの貰ってきたら普通親は大喜びと思うんですが何を注意するんです?」

「あまり神経質にならなくてもいいんだがちょっと気にして欲しい」
「例えば?」

「読書や近くを見ての作業を長く続けるのが苦手とか持続が難しいとかあとすぐのびをするとか」
「なんかこいつ怠けてるとか飽きっぽいって言われそうですね」

「ああ、でも眼が原因でそういう状態になるってこともあるんだよ」
「そういう子だと親はどうしたらいいんでしょう」

「まずは親が眼が良いのは遠視の可能性もあると知っておくこと」

「遠視の場合は眼が疲れやすいから長時間の近業は負担があると知ること」

「近場の作業をさせるときは間で眼を休ませること」
「体動かしたりボーっとしたり?」

「そうだね。大人だってそうだが体を動かすとリフレッシュするしまたあとの仕事がはかどる」

「ボーっとしてるときは調節を休めるからそれもいいね」
「近視は注意が必要って分かってたけど遠視も結構注意がいる眼なんですね」

「遠視は見ることが眼の疲れにつながることを本人も周りも知らないのが一番のご注意なんだよ」
「眼がいいって喜んでばかりじゃその辛さに気が付きませんね」

 

スタッフM

こんにちは、「ああ良い眼鏡専門店」  http://yoimegane.jp/ のスタッフMです。

お久しぶりの八つぁん、なんだか不思議そうな顔。

「どうしたね」
「うちの息子が学校の視力検査で近視で悪かったんでメガネ覚悟で眼医者に行ったらそんなにたいしたことなかったんでさ」

「息子さんは何年生?」
「今年入学したピカピカの一年生でさ」と笑顔の八つぁん。

「大勢ってのと緊張と真面目っていうのがこのカギだね」
「カギ?」

「学校と眼医者での結果の違いのだよ」
「どういうことで?」

「まず学校などでの視力検査は大勢を時間内にさばかなきゃならないから一人一人をきっちりは測れないだろ」
「なるほどそうですね」

「そこへもってきて一年生はまだ学校に慣れてなくて緊張もしてる」
「それがまたかわいいんですがね」

「そしてこどもは真面目なんだよ。眼の前の数字や記号を一生懸命読まなくちゃと思って眼を凝らす」
「あったりまえですよ。誰だってそらよーく見ようとしますって」

「実はそこが問題なんだ」
「えっ、一生懸命に眼を凝らして見てはいけないんで?」

「ああ。近視の眼は一生懸命見ようとすればするほど逆に見えにくくなる。特に緊張してると尚更焦るし」
「えーっ、そんなら見えてないと判定されちまうってことになるんですか」

「その可能性があるね。緊張は検査に大敵なんだ。それが秋の検査では良い方に変わる子もいる」
「学校に慣れて来るからですね。ところで見ようとすれば誰でも見えにくくなるんですか?」

「いや、眼によって違うんだ。それといくつかの注意点も含めて今度話そう」

「それからゲームなどで近くを見る時間が多いと視力低下に拍車がかかることを忘れちゃいけないよ」
「…ですよ、ね;;;」

 

スタッフM
 

こんにちは、「ああ良い眼鏡専門店」http://yoimegane.jp/ のスタッフMです。

ある長屋でのこと。

「やあ久しぶり。どうだい調子は?」と声を掛けられ八つぁんは
「ありがとうございます。みんな元気で」

「そりゃあ良かった。で、何か聞きたそうだね」
「へぇ、こないだの友達のことなんですがね」

「眼の調節力なんて話、わかってくれたかい」
「まぁ、多分(笑)。それで熊のやつ急に愚痴るんですよ」

「今度はまたどうしたんだい」
「近くを見る時いちいち外してみるのがもういい加減面倒だって。まるで俺のせいみたいに」

「ハハハ、そうだねぇ。メガネ掛けている人は大抵そういう時が来るもんだ」
「で、どうしたらいいか聞いてこいって偉そうに言うんで」

「そりゃ遠近メガネで一発解決だね」
「遠近メガネ?なんか使いづらいって聞いたことあるんでさ。昔親父に」

「お父さんそれはお気の毒だったね。昔のレンズはそれもあったかもしれないね。もしかすると使い方を教えて貰わなかったのかもしれないね」
「親父はしまいに遠近掛けるのを嫌ってました」

「それは残念だ。慣れるととっても快適なんだがね。実は最初が肝心なんだ。」
「最初?」

「ああ。初めて遠近にするとききちんと検査してその人にぴったりの情報を入れたレンズが第一」
「それから?」

「第二にその使い方を教えて貰って練習してこれで大丈夫っていうのを確認すること」
「へぇ、そんなことがメガネに必要なんで?」

「そうだよ。遠近メガネは遠近両用メガネといってレンズの中に違う度数が入れてあるからね。
遠くを見る部分で手元を見たらぼやけるし、逆に近くを見る部分では遠くはぼやける」
「オレの老眼鏡で遠くを見たらぼやけるのと同じですね」

「そういうことを時間を取ってきちんと説明と実践をやらないとね」
「やっぱりそういうことをやってくれる眼鏡屋さんに行かなくちゃ、ですね」

「遠近両用メガネは一つのメガネで遠くも近くも自然に見えるのが魅力なんだよ。
昔と違ってレンズは格段に進歩して性能が上がってるからね。
それに距離の違うところを交互に見なきゃいけない仕事なんか便利だよ。」

「なんかオレも欲しくなっちゃったなあ」

 

スタッフM

こんにちは、「ああ良い眼鏡専門店」http://yoimegane.jp/ のスタッフMです。

ある長屋でのこと。
「なんだい、聞きたいことって?」問われて八つぁんは

「調節力ってのをひとつ教えてもらいたいんで。」
「ああ、こないだの友達の眼のことだね」

「そうなんですよ。熊のやつ、そんな難しい言葉でごまかしてんだろって。
一体調節力ってなんだよ、わかるように言ってみろってんで。」

「そうかい。じゃあ簡単なやり方で言ってあげようかな。
お前さん片目つぶって手をいっぱい伸ばして指を立ててごらん。」

DSC_0263.JPG

「指だけを見てごらん。
指ははっきりしてるけど遠くの景色はぼけるだろ」
「はい」

DSC_0262.JPG

「今度は遠くの景色だけを見ると指ははっきりしなくなる」
「逆になりましたね」

「これが調節してるってことさ。
眼は見ようとするものに勝手にピントを合わせてくれる力を持ってるんだ」
「まるで一眼レフカメラみたいですね」

「いいことに気が付いたね。
そのピントを合わせることを調節するといってその力が調節力というんだ。」
「…で年取ってくるとその力が衰えてくる、ってことですね?」

「特に近くを見るときは調節力を最も使うから一番早くわかるのが近くの見えづらさ」
「そしてそれは誰だって感じること、なんですね」

「だいたい45才前後から感じる人が多いようだね。
まっ、個人差はもちろんあるけれどね」

スタッフM

 

 

こんにちは、「ああ良い眼鏡専門店」http://yoimegane.jp/ のスタッフMです。

ある長屋でのこと。
「どうしたんだいプンプンして」と聞かれて八つぁんは

「どうしたもこうしたもないんすよ。
友だちの熊のやろうが自分は老眼なんてないんだぜぇ自分の方がお前より若いんだ、なんていうもんだから」

「ほほう、熊さんはいくつだね?」
「俺より上の48でさ。昔っからメガネ掛けてるんで」

「それじゃあ近くを見るときはメガネを外すのかな?」
「そうなんです。だから熊のやつ自分はメガネを外せば近くだってお手の物、よーく見えるんだよって」

「ハハハ、気の毒だがそりゃあ立派な老眼だね」
「ええーっ、そうなんですか」

「ああ、これまで近視のメガネを掛けていた人がメガネを外さないと近くが見えないというのが老眼の証拠だよ」
「それは知らなかった」

「老眼は老視とも言って年齢が進むと共に眼にも老化が起こるんだ。
その結果調節力が落ちてくる。
それまでは近視のメガネで近くも遠くも見えていたんだろう。
それがそのメガネのレンズじゃあ近くが見えなくなった。
そのレンズで見るために必要な調節力が落ちてきたからだよ」

「さっそく熊の奴に教えてやろっと。
でも外せば見えるのはいいですね。」
「近視は元々何もなくても近くは得意な眼だからね」

 

スタッフM


 

老眼じゃない?②

2015年11月7日

こんにちは、「ああ良い眼鏡専門店」http://yoimegane.jp/ のスタッフMです。

ある長屋でのこと。
「やあ久しぶりだね。」と声を掛けられ

ちょっと気まずそうにやって来た八つぁん。
「実は行ってないんですよ、眼鏡屋さん」

「そうかいそうかい」
ニコニコしながら言われて、ちょっとホッとして
「うちの嫁がなんか休んだらまた見えるわ、なんて言って
メガネいらない、掛けたくもないなんて言うんですよ」

「だったら今は無理に掛けさせなくてもいいようだね。
その調子ならたぶん乱視もないかあってもほとんどないくらいだろう」

「だけど疲れたりするんでしょう?」
「まあ遠視の度合いにもよるだろうけど、近くが見にくくはなるからね」

「このままほっといたらどうなるんでしょう?」
「近くが見えづらい時間が増えたり疲れも増えたりするかな」

「わぁ~そうなったら大変だ~」
「ハハハ、その時に優しく教えてやればいいんだよ。
メガネ掛けると文字がはっきり見えてそして楽になって疲れも減るよって」

「そうします。だけど遠視って老眼とちょっと似てて困りますね」
「まったく違うものだけど症状が似てるところがあるね。
老眼は眼の体力の衰えとも言えるけど遠視は近視と同じように屈折異常のひとつだからね」

「老眼と似てるから女性はメガネを掛けたがらないんですかね」
「というより、これまで長いこと裸眼でなんでも見えていた人は
メガネを掛けるということを受け入れにくい人が多いようだよ。
女性に限らず男性でも自分はメガネなしでよく見えます!っていう人いるからね。
でも、実際検査してみると
よく見えてなかったり片眼しか使ってなかったりすることだってあるんだ」

「意外と当てにならないんですね。一度ちゃんと知りたいですよね、自分が今どんな目か」
「そうだね。だから新聞や本が読みづらくなったときが良い機会だね。
その時にきちんと検査してくれて説明もしてくれて必要なメガネを
作ってもらえるメガネ屋さんだと安心だろう」

「もちろん、まずは眼科で病気がないか診てもらって何もなければ…ですね」
「40才過ぎたら眼の検診も大事だからね」

 

スタッフM

 

 


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